戸建の間取りと動線
皆さんこんにちは。
今日は住宅を購入する上でかなり重要な、間取りと動線について考察して行きたいと思います。
個人で好みはあると思いますが、単純にこのパターンのメリットはこれ、デメリットはこれといった書き方でご紹介していきます。
それではいってみましょう。
LDKって1階・2階どちらが良い?
まずはLDKの位置のお話。家のメインといえる部屋がどこにあるかで色々と変わってきますよね。それでは比べてみましょう。
「LDKが1階」
スタンダードですよね。
メリットとしては玄関からの動線が短くてすむという点です。仕事や学校から帰って来て→手洗い→ リビングとスムーズな流れを作ることが出来ます。
その逆もまた然りで、家で生活する中で、一番ゴミが出るのはLDKだと思います。キッチンがあるので家で一番大きなゴミ箱があるのもLDKですよね。家の中から外への物の移動を考えて見ても1階にLDKがあるのが一番スムーズな形になります。
外部との接続は玄関だけではなく、庭にも直結します。リビングには大きな窓があると思いますが、例えばそれが掃き出し窓であれば、そこも動線として成り立ちます。
・外部との接続が良い!これが一番のメリット
「LDKが2階」
「条件を満たしているなら1階が良い」
階段の位置を考えよう
次にリビングと階段の関係性です。1階にリビングがある想定の話となります。
大きく分けて2つ「リビング内に2階への階段がある」「リビング外(廊下)に階段がある」だと思います。
「リビング内に階段がある」
「リビング外に階段がある」
「家庭作りの方針を決めましょう」
トイレと洗面所の配置
この2つはお互いに関連性のある設備の為、同一区画、例えば同じ廊下・部屋に各々の入口があるというのは、まず必須事項だと思います。
ここでは「廊下に入口がある場合」と「リビングに入口がある場合」とで比べていきましょう。
「廊下に入口がある場合」
「リビングに入口がある場合」
「オススメとしては廊下に入口がある場合」
かなと思います。動線としての意味合いでは、リビングに入口がある場合の方が勝っていますが、人目に触れない場所に設置する方がお客さん達からすれば行きやすいですし、扉が減ることによって生活のメイン空間の選択肢が増えます。
この2つのメリットは動線メリットを大きく上回るのではと考えます。
どの間取りも二律背反
3つ程例に出して考えて来ましたが、どの例にも共通するのは、メリットしかない(デメリットしかない)間取りは無いと言うことです。
どういう生活スタイルとするかを何も無い状態で想像するのはとても難しいです。チラシの間取りを参考に考えてみたり、そういった事を考えながら内見をしたりしてみてはいかがでしょうか?
もう1つは、全ての間取りはリビングが中心と言うことです。どの設備を考えるにしても、リビングとの関係性は?という所に焦点があたります。そのため一番最初にリビングに対しての希望をしっかりと作っておくと、それに付随するものはこうしよう!こういうものが良い!等、決めやすくなるはずです。
その間取りの使用感を考えるときに、
自分本位の間取りで良しとするのか、夫婦二人が快適であればそれで良いか、子供が大きくなってからも使いやすい間取りであるか、お客さんとして他人を多く招き入れる家にするのか等、コンセプトを明確にしておくのも、その間取りの良し悪しをキチンと判断することが出来る助けになるはずです。
何となく良いという直感も大事ですが、様々なことを検討して、最後の一押しに位の使い方が一番納得できるのではないでしょうか?
皆さんが納得出来る住まいを手に入れられる事をお祈り致します。
といった所で、本日はここまで。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
それでは、
宜しく、ゴメン。
sikatariでした。