『もいもい』の絵本のすすめです。
『もいもい』ご存じですか?
小さいお子さんのいらっしゃるご家庭では、シナぷしゅの番組の一コーナーだと知っている方も多いと思います。
我が子も朝夕共にテレビに貼り付いて見ています。子供を引き付ける何かがあるようで、我が子の様子から『もいもい』って何で面白いのか考えていこうと思います。
何だこの絵本?
もいもいとは東京大学赤ちゃんラボ監修の絵本です。本当に赤ちゃんに選んでもらって作られたのが売りのようです。
形はこんな奴ら・・・
虫・・・細胞・・・目玉・・・何とも言いようのない形状です。
子供の絵本を買いに本屋さんへ寄った時に見つけました。その時点で結構話題になっていたらしくエンド陳列に置いてあったので、人気なのかな?と思ったのが最初の印象でした。
もいもいとはなんぞや?を調べて買ったわけではありません。
完全に東京大学赤ちゃんラボ監修につられてという、何ともミーハーな理由で購入しました。
キャラクターとしてはかなりシンプルです。ですが何かアンニュイなものを感じます。
現在では関連絵本で数点出ているようです。最後にご紹介させてください。
我が子の反応
当時購入した時、我が子は生まれたての状態だった為、親が読み聞かせてあげる形でのスタートでした。
読み聞かせるといっても文章になっているわけでは無く、擬音で構成されています。なので笑わせようと思えば読み手の技量でどうとでもなる仕様です。
でもこの本の神髄はそういう使い方では無いのだと思います。
子供が自分で本をめくれるようになった頃、この本の役割としては子供が集中?注目?をするという物になっていました。※要はじーーーっと見るんです(笑)そんな穴が空く程見て何が楽しいのかと思うほどじーーーっと。
端からみて子供の心情を推察するに、
「なんやこれ。」じーーー ぺらっ 「なんやこれ。よく分からんけどみてまうわ」じーーー
みたいな感じ。このジッと見てしまう所こそ、この絵本の本分なのかなと思います。
ただ読み聞かせでオススメするページがあるんです。
小さいもいもいが次のページではでっかくなっちゃった!(マギーしんじの耳だと思ってください)みたいなページがあります。
小⇒大の対比で、声でも強弱をつけてあげると凄い喜びます(我が子の場合ですが)
我が家ではお休み前の絵本として定着しています。(感情荒ぶらせてどうすんのって自分でも思います)
お布団に横になって一緒に読むのですが、このページを読んだ反応は
「きゃーーむふーん」ゴロゴロじたばた・・・
笑い転げるとは違いますが、可愛い反応をしてくれています。
TVとの相乗効果
テレビ東京のシナぷしゅの1コーナーとしても人気ですよね。
2020年の4月からレギュラー放送が開始されましたが、その時我が子は1歳、現在1歳9か月ですが、このコーナーは今でも大好きなコーナーとなっています。
「もいもいどこどこ」「もいもいまぜまぜ」など今まで絵本の中で静として存在していた物が動くことで我が子の好奇心を一身に集めてやみません。
もいもいを見つけて「あーっ、いったー!」
もいもいが変な形になって「おーーー パチパチパチ」
などの反応をしています。
TVでアンパンマンを見て、おもちゃ屋さんでアンパンマンのおもちゃを見つけたみたいな反応の逆パターンなのかな~と思っています。
絵本はどれがいい?
もいもいの絵本は
・もいもい 1400円(税別)
・もいもい(ボードブック) 1200円(税別)
・もいもい どこどこ? 1600円(税別)
の3種類です。個人的にはもいもい(ボードブック)がおススメ!
なぜなら本は食べ物!&本は破くもの!という子供の攻撃に対して防御力が高い為です。頑丈+紙が破けないほど分厚い仕様になっています。
また、小さめサイズCDケース位で持ちやすい!のも良い点です。
通常のもいもいはもいもい(ボードブック)の1.5倍くらいの大きさで、絵が大きくていいんじゃないかと思いきや、紙が薄め・・・一応厚紙の部類ですが、破けてしまうだろうなと思います。
もいもい どこどこ?2作目?的な位置づけだと思います。各ページに穴が空いていて絵の一部がもいもいになっている的なやつ・・・でも1作目の出来が秀逸だなと私は感じてしまいました。
ともあれ、どの作品も我が子は存分に堪能しています。
単純に子供を笑わせる為ではない、夢中になるというか見てしまうそんな絵本なんだと思っています。興味のある方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか?