間接育児を効率的に行おう(仕事で忙しいお父さん・お母さん必見!)
この記事は小さなお子さんをお持ちで、
「仕事が忙しくて、中々子育てに協力しにくい」
そんなお父さん・お母さんにも出来る事は何だろう?を深堀してみた内容となっています。
本当に細かな事ですが一つ一つ積み重ねて行けば、きっとパートナーの助けとなるはず!
家庭の手助け=育児と捉える「間接育児」、その中でも何をやるのが効率的なのかを解説します。
取り敢えずこれはやってみようかな?何か出来ることはないかな?と考えるきっかけになれれば幸いです。
では、いってみましょう。
直接育児と間接育児
まず最初に、直接育児と間接育児って何だろう?
という所を簡単に説明します。
・直接育児
実際に対子供を相手として行う育児の事。
具体的には、「オムツ替え」「お風呂」「一緒に遊ぶ」等、子供と直接的に関わる育児の事を差します。
・間接育児
子供の事だけではなく、子育てを家庭の事という視点で見て、
パートナーの手助け「家事等」をする事で間接的に育児の手助けをする事。
洗濯物を畳む、お風呂を洗う等、パートナーが担っていた物を代わりに行う事によって、パートナーの負担が軽減され子供に向き合える時間が増える→間接的に育児をしているという考え方。
今回は「間接育児」の方に焦点を当ててお話します。
朝から夜まで働いて、帰ったらもう子供は寝ているというご家庭は多いのではないでしょうか?
子供との時間を取れる(直接育児が出来るのは)のはお休みの日、仕事の日は子供は寝ているし、自身も疲れていて気力も残っていない。
そんな気力が残っていない中で、むやみやたらに手を出せるほど余裕はないはずです。
どのように間接育児を行うのが効率的なのか?
基本的な考え方をご紹介していきます。
間接育児の第一歩「パートナーの小言を思いだそう」
小言という言い方をして、すみません。
ですが言葉に出して伝えてきた事柄って、それだけ我慢が出来ない+負荷になっている事柄なんだと言えます。
きっと「もう、しょうがないな~」と思いながらも、何も言わずにやってくれている事は沢山あるはず!
その部分を全て見通すのは正直難しいので、まずは言われた事を思い返しその部分を直す(手伝う)所から始めましょう。
実際に私が妻から言われていたことをご紹介します。
・脱いだ服を裏返しで入れるな!
干すときに、わざわざひっくり返すのが面倒+冬場は袖に手を通すのが冷たくて嫌だ!→ごもっとも…気を付けるようにしています。ちゃんと表に直すのが慣れてきました。
・ダイニングテーブルに子供に触られて嫌なものを置くな!
財布を置いておいて、子供が見つけ小銭、お札、カードをばらまいて遊んでいたときに指摘されました。→ごもっとも…気を付けてはいるけど、まだたまーにやってしまいます。
・使った食器は水に浸けておけ!
浸けるだけじゃなく、洗えよって感じですよね…という事で→基本洗うようにしています。体調悪かった時などはごめんなさいしています。
・ゴミ出しの日にゴミ袋を取り出してだけじゃなく、新しいのを着けるところまで!
何で一連の行動なのに、取っておしまいなの?ということ…朝のだるい時間にやる気が起きないとは言えず→直します。遅刻しそうな時はごめんなさい。
例えばこんな感じです。
本当に細かくて「しょーもない、ちゃんとやれよ!」って事ばかりなんですが、中途半端なところで止めちゃっているというの私の性質の様で、妻のイラッっとするツボを突いているみたいです。
はい、皆さんも思い出して直しましょう~!
この部分を直す一番のメリットは、手間の軽減ではありません。
それは「ストレス要因の減少」です。
それはそうですよね、言いたくなるほど「チッ!」と思われてる部分なので。
間接育児は物理的な家庭の手助けをするとこだけではありません。
精神的負担を減らすことも、れっきとした間接育児…
いや、言われたなら素直に直すべきですね。
自分が思っている不満点を考えよう
言われている部分を直したら、次に目を付けるべきは、
「あなた自身が思っている不満点」について考えましょう。
例えば、洗面台を日頃もう少しきれいにしたい、という願望があったとします。
この時に「きれいにしておいて欲しいな~」と思っているのであれば、
これは「相手が担うべきとあなたが思っている作業」とイコールです。
思考プロセスとして、相手が行うべき→自分がやるに置き換えるのは中々難しいですが、それを行えた場合のメリットは大きいです。
・相手としても普段やりにくい・やれない部分である公算が高い
・指摘した際の言い争い等を無くすことが出来る
・自身が思っている不満点の解消
ただ時間がかかるものなどは、あなた自身も行うのが大変であろうと思います。
間接育児でパートナーを楽にしてあげたい!と思っている+一人でそれを行うのは大変だ。そんな場合は、
分担や当番制で提案をしてみましょう(ただし、自分自身の負担割合を多く)
を提案されてはどうでしょうか?
自分の方が負担割合が大きかったとしても、不満点が解消される+自分一人で完結していないという点が心情的にも余裕を生んでくれます。
という事で、「あなた自身が思っている不満点」を間接育児で行うことは、
・自身のストレスの軽減
・分担すること(自己負担多く)で相手への負担増加を感じさせにくい
・もめたり、自身の中でもやもやする事が無くなる
こんなメリットが出てきますので、言われた所を直すの次に効率的なやり方っといえます。
子供の行動範囲外に目をむけて探す
上の2つはクリア済、他に何があるだろう?
と思った方は「子供の行動範囲外」で手伝えることを探してみましょう。
赤ちゃんの主な行動範囲がリビングだった場合、パートナーは常に赤ちゃんの動向を見守りたいというのが心情です。
その為、目を離さなければいけない場所(この場合リビング外)の事に関しては、リビング内の事柄と比較すると、手のだしにくい、おっくうな部分となります。
おっくうとなる=手薄になる、負担が大きいを感じる部分なので、
その部分を手助けする事はとても効率的なやり方と言えます。
例えば、子供が安全に・自由に動き回れるリビング内で洗濯物をたたむ事と、
安全な環境や触られたくないものをしまっていない寝室で洗濯物をたたむ事を考えた場合、
子供に注視しなければいけない時間は明らかに後者の方が大きいですよね。
具体的な例を挙げると、
階段の各段の端っこの掃除や、棚やベッドの隙間など細かな部分の掃除は、おろそかになりやすい(そこの集中すると子供から目を離さなければならない)所です。
隙間や何か家具の下、物を持ち上げないと掃除出来ない場所をきれいにしておく。
つまり平で広い場所さえ掃除してもらえればそれでキレイになる。
そんな状態になっていると考えると、グッと楽になった気がしませんか?
全ての部分を一気に行う必要はありません。
今日は、ここの隙間だけ。今日はここの下だけ。そんな程度で良いと思います。
どんな間接育児を行うとしても、出来る範囲で少しづつ、そして継続させる事が大切です。
もしもあなたが今「あまり育児に参加出来ていないな~」と思っているのであれば、
・相手に何を言われているか
・自分か何に不満を抱いているか
・普段ての出しにくそうな所はどこか
を考えて、家庭のお手伝い「間接育児」を行ってみてはどうでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
sikatariでした。
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