sikatari04’s diary

施工図面屋さんの子育てブログ

体力を使ったお家遊び【外出出来ないお子さんのイライラを解消したい方へ】

リビング

コロナの状況下で外出し辛くなって1年程経ちました。

小さなお子さんをお持ちのご家庭で、中々外に遊びに行けず子供のストレスが溜まっていると感じる事がありませんか?

公園などにも結構の人出はありますが、やはり人が多い場所へ出かけるのは気が引ける・・・

今回はそんな方に向けて、お家遊び(お子さんに体力を使ってもらうもの)の考え方と具体的な遊び方のご紹介です。

 

新しく何かを購入するでは無く、お家にある物で出来るをコンセプトにお送りします。

(我が家の娘1歳10か月を基準として考えた記事となります)

 

 

お家遊びで体力を使わせるには?

 

ブロック

いつものお家遊びと外遊びの楽しさは別のベクトル

お家遊びと聞くと、積み木遊び・人形遊び・お絵描きなど指先を中心に使う遊びが多いと思います。

これらの遊びは、勿論楽しいですし、頭を使ったり、細かな作業の練習となったりで、それ相応に子供は疲れを感じるのですが、「外で遊びたい!・体を沢山動かしたい!」という欲求は満たされません。

 

いつもお家で遊んでいる遊びと外で遊ぶという事は楽しさのベクトルが別物なんだと認識することが大切です。

 

室内と外では環境が違いすぎて、室内で外の遊びを完全に補完することは出来ません。

ですが、外遊びの要因の中で大きい割合を占めている部分だけを補完することは、お家遊びでも可能です。

 

この大きな割合を占めている部分とは、最初の方にも書いていますが体力を沢山使うかどうか。

1日の活動の中でしっかり体力を使わせてあげれば、寝つきも良いし、外へ行きたいと駄々をこねたり、癇癪も減ります。

 

我が家でも特に何もせず1日中室内で過ごしていると、子供が上着を持ってきて「外連れてけ~!」と猛アピールしてきます。

 

室内で体力を使わせるには

何をすれば体力を沢山使うかな?と考えた時に思いつくことは・・・

・歩く(走る)距離をいかに稼ぐか。

・小手先でなく全身運動をどうやってさせるか。

この2つで体力を消費させようと考えました。

 

体力とは関係ないですが、お家遊びをする上で、新しくおもちゃ(屋内用のブランコやジャングルジムなど)を買うというのは私のコンセプトに反する為、

・家にある物を応用して環境を作る

これも必須事項と考えました。

 

その他に外に出たいという欲求を上回る為に必要なのが、

・親である我々の演出(演技力)

・親である我々の体力と手間

お家で楽しんでもらう為にその辺は頑張りましょうという感じです。

 

これらを踏まえて次章から具体的な遊びを紹介していきます。

 

具体的なお家遊びのご紹介

アスレチック

・屋内アスレチック

簡単に言うと、室内で屋外的な環境を作ってみる。みたいな感じです。

 

用意するもの

クッション・ソファ・テーブルや机・椅子・布団・毛布・敷きマットなど。

 

まずは準備・・・

用意したものをどのように配置するかで決まります。

子供の目線を隠すしゃがまないと通れない隙間小山をつくるなどアスレチック的な要素と、

室内で距離を稼ぐ為に迷路のような形で物を配置していく歩かせる為の要素を満たせばOKです。

子供の目線で設置してあげてください。親である我々が通りにくい・通れないは関係ありません。

 

 

用意した物の使い方として、

クッション積み重ねて山にしたり、通路の障害物、押すと倒れる扉の代用

ソファ位置を動かすのは大変なので、高低差を出すために使います。

テーブル、机潜り込む隙間として使用

椅子潜り込む隙間や仕切り、迷路を作る為の区画分けに使用

毛布テーブルや椅子に被せて屋根や基地感の演出

敷きマット高低差を降りる際の安全設備や、立てて使って間仕切りとして。

こんな感じで楽しそうなアスレチックを作ってみてください。

 

実際の遊び方として・・・

ごっこやかけっこ等、歩いたり・走ったりして遊びます。

親が鬼になって、その空間で子供を追いかけまわしたり、率先して隙間に潜り込んで「ここすごいよ~!」と興味を引いてあげたりしながら、子も親も動き回りながら遊んでみてください。

作った設備を使って運動してもらえれば何でもOK!

はまってくれれば、走る・登る・下りる・くぐるなど色々な運動が出来ます。

片付けは頑張りましょう。。。

▼POINT▼
色々な物を置くというのは、それだけ危険度も上がります。あくまでも親と一緒に楽しむ遊びです。子供の一人遊びとして使用するのはやめましょう。
 
 

積み木

・BIGサイズ積み木もどき

名前の通り大きい物で積み木をしましょうという遊びです。

 

用意する物

押し入れの中で眠っている段ボール、ティッシュの空き箱等、重ねる事が出来て大きければ何でもOK!

 

まずは準備・・・

と言っても積み木となりそうな大きな物を集めるだけです。意外に集まりそうで、集まらないのがこの遊びの一番の難点。

 
実際の遊び方として・・・
積み木として遊びましょう。子供がこれは大きな積み木なんだと認識できる様に、親がお手本として見せてあげましょう。
 
段ボールがあれば一番良いです。持つにしても両一杯に広げたり、頑張らないと持ち上げる事が出来ません。大きな物を積むこと自体が良い運動になります。
 
積み上げていくと、手元で完結する積み木と違って、完成物が大きくなる為、それ自体が子供の関心を強く引き付けてくれます。
 
そして崩した時は通常の積み木より破壊力抜群です!
我が子は「おーーーっパチパチパチ」こんな反応をしてくれます。
 
親がやってばかりいると、この崩すのを見る遊びだと勘違いするので、一緒に作業することを認識させてあげて下さい。
▼POINT▼
トイレットペーパーや未開封ティッシュ箱はやめましょう。別の遊びになります(笑) 片付け大変ですし、何より勿体ない・・・
 
 

糸集合

・BIGくじ引き

先ほどの積み木と同じ考え。でっかいくじ引き、綱引きみたいな感覚で運動してもらいます。

 

用意する物

布団や敷きマット、クッション等

ヒモ

好きなおもちゃ(あまり大きくなくて平べったいものがベスト)

 

まずは準備・・・

お子さんが好きなおもちゃにヒモをくくり付けておきます。

これをいくつか作り、タコの足の様に並べておきましょう。

その上に布団やマット、クッションで山を作るだけ!

 
実際の遊び方として・・・
簡単には取れないくじ引きです。おおきなカブ的な感じもしなくもないですね。
引っ張って引っ張って、やっと出てきたものが大好きなおもちゃ。という遊びです。
 
 
お子さんが引っ張れる力加減を考えて設置してあげましょう。
経験上、一度原理が分かったら手伝わないのが吉!ちゃんとした取り方でなくとも、潜り込んだり、山を崩したり、自分で考えて取ろうとします。それもまた有りだと思います。
 
▼POINT▼
もしもヒモがすぽっと抜けたら・外れてしまったらがあり得ます。後ろに転んだ際に頭を打たない様に、マットの上で行ったり、後ろにクッション等を置いてあげましょう。
 
 

マスキング

・テープ早集め競争

 部屋中に貼られたテープを競争しながら集める遊びです。

 

用意する物

落書き帳

マスキングテープ(跡がつかないテープ)

 

まずは準備・・・

 

部屋の貼っても支障がない所にマスキングテープを沢山くっつけておきます。我が家では黄色のテープがあった為、それを使っています。

落書き帳は子供の目の前で使うので準備段階では何もしません。

 

実際の遊び方として・・・
我が子がはまった方法なので、皆が楽しめるかはわかりませんが・・・
落書き帳見開きを黄色のクレヨンで塗りつぶします。
この時に、部屋に貼ったテープと同じ大きさの空白をいくつか残しておきましょう。
 
ここから演技力!
「あれ?ここだけ黄色くないね~」
「・・・あっ!」
部屋の隅へドタドタ…テープ持ってきてペタッ!
「これだーーー!!!」
「あそこにもある!」
 
ここで子供が取りに行ったら、競争の始まりです。
子供に先に取らせてあげますが、あたかも親も急いで取りに行っている振りをしましょう・・・子供も急ぎます。(ここ運動シーンです)
 
で、テープを取って、落書き帳にはれたら
「黄色くなったね!良くできたね」と褒めてあげましょう。
「あっ、あそこにもある!」と次を把握させるのも忘れずに。
 
こんな感じで走って取りに行っては戻りを繰り返す遊びです。  
▼POINT▼
最後にテープの取り忘れがないか確認しましょう。跡が付かないといっても一時的に貼る場合であって、ずっと貼ったままだとのりの跡が付いてしまいます。
 

大切なのは親が楽しそうにする事

卵笑顔

いくつか我が家で行っている遊びを挙げましたが、

大切なのは親が楽しそうに遊ぶからこそ、子供からみても楽しそうに映るという事です。

 

そして一人で遊ぶよりも二人の方が間違いなく楽しくなります。

 

現在こんな時世で、他者とコミュニケーションをとる事が中々難しい状態になってしまいました。

せめて親である私たちは子供の為に試行錯誤して、新鮮な楽しさを届けてあげたいと思っています。

 

何か子供と遊ぶのに良い方法はないかと探している方。

もし良ければ試してみてはいかがでしょうか?

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

それでは、sikatariでした。

 

※仕事で中々子供と遊べない・育児に参加できないという方へ

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