幼児用のおもちゃはいらない【そう思わされた日用品5選と遊び方】
小さいお子さんにおもちゃを買い与えても、すぐに飽きてしまうことってありませんか?
逆に真新しいおもちゃには目もくれず、その辺に落ちているもので必死に遊んでいる我が子の姿を見たことがありませんか?
今回は、おもちゃを差し置いて子供の興味を引き付けてしまう日用品5選のご紹介です。その日用品で遊んでもらう際のコツもお教えします。
※我が家でも色々とおもちゃを買っていますが、気が付くとその辺に転がっている日用品をいじいじして遊んでいることが良くあります。あくまでも我が家の場合なので万人受けするわけではない事、ご了承下さい。
それではいってみましょう。
ティッシュ箱
まずは王道の【ティッシュ箱】です。
ふと目を離した隙に、辺り一面がティッシュだらけ…あるあるですよね。
そんな贅沢な遊び方は中々出来ない(もったいない)ですが、空き箱でも十分に子供の好奇心を満たしてくれます。
・遊び方
まずは、引っ張るとティッシュが次から次へと出てくる箱だと認識させてあげましょう。(ここだけ勿体無いですが普通にティッシュを引っ張らせてあげれば良い)
これでこの箱=楽しいものだ!と認識させてあげればこちらの勝ちです。
空き箱に何でも良いので入れておきます。ブロックや小さなぬいぐるみでも良いです。(勿論好きな物を入れるに越したことはありませんが)
次に子供が危険ではないけど、取りにくい場所に隠しましょう(隠している所は見せてあげましょう)
これで準備完了です。
後は子供自身が探しだして、箱の中身は何だろな?をしてもらいます。
単純にいうと宝箱化です。
ゲームで、冒険して宝箱発見した時の、嬉しさみたいな感じです。
唯一違うのは、箱自体も楽しい物という認識になっているので、箱が潰れるまでは遊んでくれます。
わざわざ無限ティッシュを作っている方は尊敬しますが、中々大変なので、楽に楽しめる方法もあるよ、という事で・・・
マスキングテープ・付箋
2つ目は、【マスキングテープ・付箋】です。
これは皆大好きシールの代わりです。
シールの最大のデメリットである跡が残るという部分を無くす事が出来るので、個人的には上位互換だと思っています。
※貼り付けたまま放置しておくと流石に跡が付くので、遊び終わったら片付けましょう。
キャラ物等のバリエーションに欠けると思った方、
お店に行くと分かるのですが、今やマスキングテープも付箋も可愛らしい物も多く、種類も豊富になっています。
無地の物だとしても、小さなキャンパスだと思えば、書き足して上げて好きなものに仕上げることも出来ます。(絵心は必要ですが…)
・遊び方
これはシールと同じように、好きなところに貼る!
これだけです!
シールで遊びなれていない小さな子へワンポイント。
慣れていないとシールの接着面の方を持ってしまって上手に貼れない事があります。
マスキングテープの粘着面を外に向けて丸めてあげたりする等の貼り付けしやすい形に出来るのもメリットと言えます。
チラシ・新聞紙
3つ目は、【チラシ・新聞紙】です。
破いても良い紙・・・ではありません。
チラシも新聞紙も絵や文字が沢山載っています。カラフルさに目を引かれたり、絵や文字の配置が子供の興味を強く掻き立てたりします。
実際に我が家では単色の折り紙より、色々載っているスーパーのチラシの方が断然人気があります。
破られる事を前提に渡しているので、
「あーー!破っちゃダメ!」「こうやって折って遊ぶんだよ~」等、制約を受けない事も、子供としては自由に遊べて楽しい!へつながっていくのだと思います。
・遊び方
好きにさせてあげましょう。
破っても、折っても良し、紙吹雪などにして蒔いてあげると喜びます。
箱などに紙吹雪を詰め込んで、バサーッと頭からかけてあげる手も有りです。
食べ物などが載っていれば、「これな~に?」と言葉の勉強にもなります。
※図鑑などでワンパターンの絵を見せるより、図鑑+別の物で認識させてあげると、判別の為の応用力が付きますよね。
片付けは一緒に頑張りましょう。
遊び方を親が限定しない事。
出来るだけカラフルなものを選んであげましょう。
指を切ってしまう様なチラシは避けましょう。
洗濯かご・洗濯ネット
4つ目は【洗濯かご・洗濯ネット】です。
洗濯物を干している・たたんでいる・・・ふと横を見たら、子供がかごにすっぽり入って座っていたことがありませんか?
あのフィット感が落ち着くのか、かごに納まってじーーっとしてますよね。
ネットの方は隠れているけど、編み目越しに親の反応も見れる点が面白いのだと思います。(いない、いない、ばあ的な感じです)
ビニール袋等は窒息の危険もありますが、洗濯ネットではその心配はありません。
・遊び方
洗濯かごの方は、入りたい時に入るので子供の行動に任せましょう。
入る事で親の反応を見ている感があるので、入ってしばらく経ったら反応してあげましょう。
乗り物に乗っている感じで、運転ごっこも楽しめます。
洗濯ネットは、子供が被ったら「あれ?だれだ?だれだ?」の様な反応をしてあげてください。
その姿が子供からは網越しに見えている(子供は親からは見えていないと思っている)ので、その反応に子供は喜びます。
最後はネットをばっ!と取ってあげて「あ!いたー!○○だったの~」と言ってあげるときゃっきゃっと大はしゃぎですよ。
洗濯時の遊びとして扱い、常時遊べる遊びとしない事(レア感)。
かごをブランコの様に扱う際は耐久性に注意しよう。
段ボール(ミカン箱の様な)でも同じ様な反応をします。
ペットボトル
最後5つ目は【ペットボトル】です。
容器というくくり+αの魅力がペットボトルにはあります。
単純に物を入れて出すに加えて、入口が狭いのでその入れる、出すにも工夫がいる為、子供は色々考えます。
簡単な行為だけど難しい、これが子供を集中させてくれるのではないでしょうか。
ラベルは剥がして、透明な状態での方が使い道は多いです。(ラベルを剥がす事も遊びの一環としても良いでしょう)
・遊び方
キャップを取れる状態で遊ぶと考えると、容器として用いましょう。
透明であることが、入っていく過程も目で見て分かるので楽しめます。
何かを入れて、キャップを固く締め、簡易おもちゃとして遊ばせるのも良いと思います。
例えば、お米を入れて「マラカス」にしたり、水を入れて光に当てて転がしてみたりと使いようは色々あります。
特に水と光のコラボレーションは子供の興味を強く引きます。
我が家では「うっわー、きりぇいー」と言ってコロコロ転がしてます。
物を入れたり出したりが少し難しい場合はお手本を何度か見せてあげましょう。
こぼれて困る物を入れる場合を子供に開けられない様に固く締めましょう。
一度中も外もしっかり洗ってから与えましょう。
日用品が何故子供の興味を引くのか
5つ紹介してきましたが、
結論としては、
・使い道の道筋が見えていない(想定されていない)こと
・普段大人(親)が使っているものと同じものを使えること
が子供が喜ぶ要素なのかなと思っています。
多少手助けしてあげる必要があったとしても、日用品は日用品であり、その使い道は本来おもちゃとしてのそれではありません。
だからこそ1から遊びを構築する楽しさを感じられる物となります。
ここに挙げていないものでも、子供が夢中になれる日用品は限りなくあります。
危険かどうかだけ親が判断してあげて、後は子供の自主性に任せながら楽しい日用品(おもちゃ)を探すのも良いではないでしょうか?
追伸:トイレットペーパーも楽しさだけで言うとトップクラスですが、もったいない精神が勝り、今回は未記載としました。。。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
それでは、sikatariでした。
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