sikatari04’s diary

施工図面屋さんの子育てブログ

昔ながらの公園の魅力と環境の向上を!

遊具

 私の休日の日課である【娘と公園に遊びに行く】なのですが・・・

 

 最近、公園内でマナーが悪かったり公園自体の管理に差が有ったりと、

遊びに行って色々思う事が出てきました。

 大人でも、子供でも、公園でおしゃべりしているお爺さん・お婆さん、昼ご飯を食べているサラリーマン、夜にたむろしておしゃべりしている若者・・・

 色々な人がいる(いて良い)と思いますが、小さな子供にとって公園は楽しい反面、とても危険です。

 我が子の好きな昔ながらの公園の環境向上を願って、読んでくれた方が一人でも同じ気持ちになってくれれば…という記事です。(因みに我が子は1歳10ヶ月)

 

それでは、いってみましょう。

 

 

 

公園と言っても千差万別

 さて皆さんが「公園」と聞いた時、どんな公園をイメージしますか?

今回は、住宅街の中にある何種類か遊具があって、広場があってそんな公園のお話です。

 

こういった小さな公園は市町村などの自治体が管理していて、遊具のメンテナンスを定期的に行っています。

清掃・草刈りなどは公園によってまちまちな印象です。

 

我が家の近くでは、歩いていける場所に3箇所公園があります。

全て市の管轄となっているのですが、各公園に差がありすぎて同じような管理をしてくれているのかなと常々疑問に思っています。

丁度この規模の公園のタイプを説明するのにピッタリなのでご紹介。

 

遊具豪華公園

このタイプの公園は、ブランコや、滑り台を見ても装飾が施されていたり、汽車の形をしたアスレチックなど遊具に特化した公園です。訪れた時は毎回「人気だな~」と感じる事が多い。

 

駅前公園

この公園は駅のすぐそばに出来た比較的新しい公園。地面も土では無く、白砂利を敷いてあって、とても綺麗。

遊具はあまりなく、だだっ広く感じます。※公園の意味合いより防災時の避難場所としての確保だからかな~と思いつつも一番きれいなのでたまに訪問。

 

昔ながらの公園

鉄棒・滑り台・ブランコ、遊具はこれだけ。周りは茂みに囲まれて、地面も土丸出し。

設備も古臭く無骨な感じです。

 

それでも我が子は上の2つの公園ではなく、昔ながらの公園に行きたがります。

子供目線で考えてみた魅力と、管理のされ方にも優劣を感じているのでその辺りのお話をしていきます。

 

昔ながらの公園の魅力

何がそんなに我が子を惹き付けるのだろうと考えてみました。

 

遊具は古いし、可愛くない、と設備面ではどうしても見劣りしてしまう公園なのですが、

その反面、自然を体感できるという所に魅力を感じているのではと思います。

例えばで具体例を挙げると…

 

木の実や落ち葉など自然のおもちゃが沢山ある。

新しい公園って殺風景なイメージがあります。植えられている木もメンテナンスが楽そうな物や、あまり大きくならないものが多いなという印象です。

それに比べて昔ながらの公園は、木は大きいし、ドングリやしいの木も植わっていたり、一枚一枚の葉が大きな落葉樹など地面を見渡せば面白そうな物がゴロゴロ転がっているように映っているのだと思います。

 

茂みにある獣道ならぬ子供道

茂みの中に子供一人が通れるような道跡がついていて、我が子は颯爽とそこに入って行きます。

目線的に茂みの方が高いので木のトンネルみたいな感じでワクワクするのだろうな~と思っています。足元の木の根っこにはよく引っかかって転んでいますが。

となりのトトロのメイがトトロを追っかけて行った木のトンネルのショボいバージョンをイメージしてもらうと分かりやすいかと…

 

いつもズボンと靴は土まみれ…

でも人工物とは違った神秘的だったり冒険心みたいなものを一番掻き立てられるのが昔ながらの公園の最大の魅力だと思います。

枝や葉っぱでケガをしやすい、汚れやすいなどデメリットが多いと捉える方も勿論いると思いますが、

そういった部分も含めて自然と接するという事だと私は思っています。

 

でも・・・

そんな公園が最近減ってきたと思いませんか?

設備が古くなり新しい物・新しい公園へと改修される際に、自然を体感できるように構築されたものを、私はほとんど見ません。

 

私が子供の頃、県営の団地が近くにあり、そこには大小10以上の公園がありました。

どれもボロボロで遊具として目新しい物は何もありませんでしたが、大きな木が沢山あり、落ち葉の絨毯や、秘密基地がつくれる位高い藪、木登りや掘れば粘土が出てきてこねくり回すなど、楽しい記憶が満載です。のびるも取ったな~・・・

 

ですがURによって新しく建てられた団地には、公園はほどんど無く、あるのは広場とちょっとした遊具だけ・・・

確かに景観としてはキレイになりましたが、わくわくするような気持ちは何も湧きませんでした。

 

安全・機能性や派手な遊具に頼らない公園づくりが今後出てきて欲しいと感じる次第です。

 

マナーの向上と管理の平等化への願い

マナーの向上とどんな公園でも平等に管理してほしいな~という願望を書いていきます。

 

マナーに関してですが、そこで遊ぶ子供や親御さんだけに限った話ではなく、その公園を利用する・もしくは通るだけの人も当てはまります。

昔は公園はキレイ・・・というつもりはありません。(昔も汚かったです!

ただ最近の公園ってゴミ箱がない公園がほとんどでその弊害も出てきているなと感じています。

危険物を入れられたり、家庭ごみを持ち込まれたり、色々紆余曲折があり、ゴミ箱を置かない流れが主流となってしまいましたが、

ゴミ箱があればちゃんと捨てたよ。

そんなきわどいラインでその場に捨てて行ってしまう人が割合として多いのではと思っています。

 

ゴミ箱を置くのが正しいかどうかは私自身もメリット・デメリットで迷う部分ではあります。

 

だた・・・ビン!缶!たばこ!は絶対に捨てないで欲しい!

本当に切に願っています。

 

 

最後に公園の管理に関してです。

 

単純に感じ方の違いなのかもしれませんが、駅前の公園や、人気の遊具が沢山ある公園と比べて、昔ながらの公園は掃除が行き届いていない印象があります。

 

理由は色々思いつきます。

駅前の顔としての公園・避難場所としての維持管理、人気がある=要望(クレーム)も多いであろう公園・入り組んで掃除がしにくい昔ながらの公園

 

自分でも可能な範囲できれいにしていこうとは思いますが、あまり目が向けられない昔ながらの公園にももう少しだけ手がいきわたるといいな~と思っています。

 

草むしりなんか適当でOK!危険物の片付けでももう少しだけちゃんとして欲しいなと思う今日この頃でした。