sikatari04’s diary

施工図面屋さんの子育てブログ

【コニシ ボンド テープ状コーク】(ゴキブリの侵入を防ぐ)住まい・生活便利グッズ

 建築関係でブチルテープや変性シリコンコーキングで有名なコニシさんの ボンド テープ状コーク を紹介します。

 

住宅に開いている隙間を手軽に埋める事が出来ます。

穴の隙間からゴキブリが・・・隙間から匂いが・・・隙間風を無くしたい・・・などでお困りの方におススメです。

 

専門的な溶液を混ぜたり、専用の道具を必要としません。届いたら必要な長さをハサミで切って、手でペタペタで完結します。

 

どんな場所に使えるか?どんな風に使用するか?我が家で使ってみた、実際の効果など詳しく見ていきましょう。

 

 

テープ状コークはどんな場所に使うの?

 窓、換気用のダクト、水道や排水の為のパイプなど、家には様々な穴が開いています。

 

その穴は基本的には外部からの異物の侵入を防ぐ様に施工されていますが、時折隙間があったり経年劣化で隙間が出来たりと不具合が起きている場合があります。

そんな隙間に対して、ご家庭でも簡単に対処出来ます。

 

主な使用箇所を挙げると、

 

エアコンの配管を通す為に開けられた穴とダクトとの隙間塞ぎ

キッチン、洗面所下の排水パイプを通す為に床に開けられた穴との隙間

外壁とドアや窓廻りの隙間(応急処置)

窓とガラスとの隙間(応急処置)

 

特にご家庭で考えられる使用例としては、上の赤線部2つとなると思います。

我が家で購入した理由もキッチン、洗面所下の排水パイプを通す為に床に開けられた穴との隙間を埋める為でした。

▼POINT▼
ドアや窓、ガラスとの隙間は応急処置的に使う分には良いですが、恒久的な対処ではないので、業者へ依頼して直してもらう為のつなぎ程度と考えてください。

 

テープ状コークはどんな風に使うの?

エアコンのダクトを通す為に開けられた穴とダクトとの隙間塞ぎ

エアコンを取り付ける際に、外と内部に配管を通す為に穴を開けます。(もしくはエアコンのダクト用の穴が開いています)

 

エアコンを設置した後、業者さんが粘土の様な物(パテ)で穴と配管の隙間を埋めているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか?

 

この穴埋めですが、キチンと埋めてくれていれば良いのですが、雑な作業で隙間が開いていたり、経年劣化で粘土が痩せてきたり、ひびが入ってしまったり・・・

大雨で風が強い日などは、その部分に直接水が当たってしまい、雨漏れなんて事にもなりかねません。

 

隙間が開いていた場合は、穴をグルっと1周出来る位の長さでカットして貼り付けます。元々ある程度の粘着性があるので形に合せて貼り付けるのは問題無く出来ます。

 

少し粘土っぽい材質で出来ているので、隙間を埋めるよう用に指でグッグッと押し込み、形を整えましょう。

▼POINT▼
貼り付ける前に、配管を拭いてキレイにしておきましょう。気密性・水密性を備えていますが、汚れているとキチっと付かない場合があります。
 

キッチン、洗面所下の排水パイプを通す為に床に開けられた穴との隙間

この場合は虫の侵入への対処匂いの侵入への対処で取付位置が変わってきます。

写真で確認していきましょう。

配管全体

 

・匂い、虫等の侵入を防ぐ目的で設置する方

シンクや洗面所が何か匂うな~という方は青色の部分に隙間が出来ていることが予想されます。

 

排水管は白いパイプが床下で別の排水管に接続されています。通常は防水・防匂パッキンでキチンと密閉されている為、室内へは匂いは上がってきません。

 

その密閉がキチンとされていない場合、匂いや隙間から虫が侵入してくる可能性があります。

 

テープ状コークで隙間を埋める為に、底板を剥がさなければいけないのが手間ですよね。

 

しかし赤色部分を埋めても解決とはならないので、匂いに対処される方は青色の部分で対処されることをおススメします。

 

管と管の隙間をグルっと1周出来る位にカットし、隙間を埋めるように指で押し込んでならしましょう。

 

・虫等の侵入を防ぐ目的で設置する方

虫の侵入を防ぎたい方は写真の赤色の部分の隙間を埋めましょう。

 

我が家はこの為にテープ状コークを使用しています。

 

床下部分は建物の基礎と腰水切の間が通気の為スペーサーなどで空いています。床下への虫の侵入は対処が大変ですので、床上ー床下のラインで食い止めましょう。

 

こちらも1周分をカットしてパイプと底板に隙間が出来ないように、指で押し込みましょう。

 

もう1点注意点があります。

配管一部

給水管の金属製のキャップを上げてみましょう。

ここは蓋が被さっているだけで、隙間の対処は何もしていない事が多いです。

蓋があるから良いのでは?と思われがちですが、底板が少し傾斜が有ったりピッタリ付いているように見えても、小さな虫からしたら入る余地は十二分にあります。

 

ここもキャップを上げて、金属のパイプと底板の隙間をテープ状コークで埋めてあげましょう。キャップを戻してしまえば見た目も元通りです。

▼POINT▼
対処したい項目によってテープ状コークを貼り付ける場所が違ったり、一見何もない様な所にも隙間が隠れているので注意しましょう。

 

我が家がテープ状コークを選んだ理由

 我が家は2020年の8月末に引き渡しを終えました。

 

住み始めてすぐ、ビックなゴキブリさん登場です。調べてみると生活ごみが出ていない新築でもゴキブリは出るみたいです。結構ショックでした・・・

 

侵入口になりそうなのはこの配管関係とガスのメンテナンス用開口、開口の方は塞ぎ板が付いていましたがブラブラ、マスキングテープで入れないようにし塞ぎました。

配管の隙間はこのテープ状コークで塞いでみました。

 

9月10月とまだ暑さの残る時期も1匹の出る事無く過ぎていきました

 

・テープ形状となっていて貼り付けが簡単な点

・貼り付けた後に指で好きなように形状を修正できる点

 

がこの商品の魅力かなと思います。※因みにカラーは白とグレーがあります。

 

私が建築関係の仕事をしており、コーキングやブチルテープなどメーカーのコニシさんを信頼していた面も、このテープ状コークを使用する理由の一因となっています。

皆さんも一度、隙間探ししてみてはどうでしょうか?

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

それでは、sikatariでした。

 

これから新築物件の引き渡しを予定されている方は、そんな所も対応出来るか聞いてみるので良いかもしれません。チェックの為の内覧会の記事はこちら

 

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