sikatari04’s diary

施工図面屋さんの子育てブログ

親の高齢化と痴呆と今後【第1回実家の相続どうする?】

家鍵

今回の話は親の高齢化について…

高齢の親を持つ世代として、色々準備した(していく)事をご紹介します。

 

家の事、相続や健康や介護など考えていかなければいけない課題は沢山ありますよね。

 

一度に書き切れる内容では無いので、各ジャンル毎に分けてお話していきます。

栄えある第一回として【親が残した家の相続】これでいきましょう!!

 

 

家族構成と実家の現況

私を取り巻く家族構成

両親

・築35年の戸建てに2人暮らし

・年齢は70代半ば

・そこそこ健康

・父親の痴呆?が懸念材料

・年金暮らし

 

・実家から車で15分程の戸建てに妻と子と3人暮らし

・年齢は30代半ば

・平々凡々サラリーマン(図面屋)

 

・マンション暮らし(分譲)都内

投資信託銀行の営業

・独身貴族

・小金持ちw

 

こんな感じです。

各々の関係性は悪くありません。

私の方が近く孫を見せに行くのに、1~2週間に1度は顔を出しているという状況。

姉の方は大型連休や、盆、正月といった節目に帰ってくる程度。

 

実家の建物状況

雨は漏っていないけど、かなり老朽化が進んでいます。

木造2階建て、屋根が日本瓦の為重い!!(約1.2t)外壁もチョーキングを起こしており防水効果は切れている状況。

雨漏りは特になし、一度屋根裏を確認したんですが、柱や梁にもおかしな所無し。

各所取合部のコーキングは切れてしまっており、役目は果たしていない感じがします。

基礎部分は数か所クラックがあります。でもモルタル部分のヒビ程度かなという感じ。

しっかりしているけれど地震が来たら屋根が重い為、倒壊の危険性あり。

 

つまり、外装に手を入れてあげればまだ使えそうな家、そんな感じです。

 

今後実家の扱いをどうするか3者で話し合ってみた

私たち兄弟の共通認識として、取り敢えず【実家はいらん・・・】となっています。

両者とも自宅を購入してしまっているので、空き家となってしまったら売ってしまおうという認識です。

 

両親の方ですが、特に母親が現在の家に思い入れが強く、住める限りはここにいるというスタンス。

元気であればそれで良いのですが、取り敢えず後何年住むか?を想定してメンテナンスを行っていかなければいけません。

 

そんな中で行われた会話はこんな感じでした。

私「この家も後何年位住むかね~」

母「取り敢えず元気で自分で動けるうちは住んでいたいけど・・・」

姉「介護が必要になる位までには施設に入った方がいいんじゃない?」

私「取り敢えず後10年位の想定で考えてみようか」

父「・・・」

母「10年住むのなら何か手を入れなきゃいけないの?」

私「お金をどのくらいかけるかによるけど、取り敢えず外壁塗装・コーキング・屋根の葺き替えとかになるかな」

姉「最終的に子供のどっちかが相続して、売却でしょ」

私「てなると都度都度ピンポイント対応で凌いでいくしかないかな~何百万も使って、間違いなく10年位は持つところまでやる?」

母「それはさすがに勿体ないから、何かあった時にで良いかな~」

私「地震がきたら一発アウトだけど」

母「それはもう仕方ないでいいよ」

 

という事で、基本何かあるまでは様子見となりました。一部このままは流石にマズイと思った箇所のみ手直し予定。(多分シール屋さんで1日仕事程度)

 

ところで父が全然発言しないw 後で聞いたら

「お母さんと同じでいいよ」

との事。

でも本当はキレイで新しい家に住みたいという事を私はしっている・・・

2回新築を味わえる程裕福では無いので諦めてもらおう・・・

 

話し合いの結果としては、

・今後どちらか一人になっても、可能な限りその家で暮らす。(やばそうという判断は子供達が行う)

・一人の状況で自立生活が厳しくなると判断したら施設を探す、中々見つからない可能性もあるので、息子である私の家での一時同居も可能性として残す。(地域の相場的に施設へ払うお金は賄えそうという判断←親が元教員なのですが年金が多い!)

・どちらか一人になった際の相続に関しては今後考えていこう

 

 親と話した感じでは、現在健康で暮らせているので、具体的に色々決めておくことに対して消極的な印象を受けました。

親の意思を無視して色々と勝手に決めたりは出来ないので、今後ちょいだしで外堀を埋めていこうと兄弟間で確認。

 

 

相続の仕方を模索してみた(具体的な話ではないです)

で気になる我が家は相続税がかかるのか否かという所を確認しました。

 

最初は親の資産状況の確認からです。

数年前に終活ノートなる物が流行ったときに、色々書き込んでもらい(勿論通帳も確認)して資産状況の把握を行いました。

 

父親・・・実家(父親名義)と現金 株式等は無し 生命保険も非課税枠内

母親・・・現金 株式等は無し 生命保険も非課税枠内

 

なんて分かりやすい!!!

分からないのは実家の評価額位・・・

その辺は素人なのですが、私なりに調べてみました。

 

路線価を調べる

www.rosenka.nta.go.jp

 

ここで調べてみると、

我が家は

・一路線に面する宅地

・現在の路線価は105D

・奥行補正率は10m程度なので*1.0(だと思う)

・坪数約60坪なので㎡換算で198.347㎡

・自用地である(借地ではない)

 

で計算してみると

105,000(路線価)*1.0(奥行補正率)*198.347(平米)=20,826,435円

ということで約2,100万円(多分だよ)

 

建物の相続税評価額は固定資産税評価額*1.0

お値段はごめんなさい内緒です。

 

今後そういう状況になった場合、法定相続人は父(又は母)と子供2人の計3人となります。

相続税の控除額は3,000万円+(相続人の人数*600万円)なので、

我が家は4,800万円までは控除される事となります。

 

土地と建物と現金足して・・・

うーーーーんという感じ。

 

それならば相続税配偶者控除を用いて親に多く・・・も考えたのですが、

2次相続の事を考えると得なのか分からん。

というか負担を先延ばし制度のように見えてしまう・・・

 

と色々考えてしまいますが、そんな大それた額じゃないので何を気にしてるんだって感じですw

 

キチンと計算すればどのパターンで相続するのが一番得なのかはわかると思います。

でも今後の両親の介護やどれだけ手間をかけたかなど、法定通りには行かないかなと思う部分もあるので、揉めない様に話し合っていきたいと思います。

 

いつかは来る話題ですので、親が元気な内に決めておきたいと思う今日この頃でした。

 

▽第2回 免許返納の話

sikatari04.hatenablog.com