直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税(令和2年度確定申告)へトライ!
今回のテーマは、
直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税です。
新築物件を購入した人向けの内容となっています。
完全なド素人+これで良いのかな~と思える部分もありますが、国税庁の確定申告書等作成コーナーを使って作成した流れをご紹介します。
無事不備なく通ったら本ブログで報告したいな~。
ということで、いってみましょう。
各種入力の流れ
郵送で作成の方
マイナンバーカード作って無い!!ということで、
今回私が挑戦したのは、郵送での手続きです。
国税庁のHPの確定申告書等作成コーナーへ行きましょう。
申告書等を作成するをクリックすると最初はこのページ。
このページの印刷して提出を選択しましょう~
ご利用の為の事前確認のページになります。よく読んで、問題無い方は「利用規約に同意して次へ」を選択。
↓
令和2年度分の申告書等の作成を選択
今回はこのページの贈与税の部分を選択してください。
直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税の制度を使われる方のほどんどは住宅ローン減税の為、所得税の方でも申告書を作成すると思います。
こちらも機会があればTRYブログを今後書ければと思っています。ブログで書いたら長いな~とちょっとしり込みしちゃいますが(笑)
↓
贈与税申告書作成開始を選択(何故か2回)
さてここから入力スタートです。
実際の入力の流れ
1ページ目・・・生年月日の入力
2ページ目・・・住宅取得等資金の非課税の適応を受ける財産を選択
3ページ目・・・非課税の適応要件チェック(その1)ここから本番かな~
まずは1・2・3の設問に該当する方でチェックをいれましょう。
※チェック入れないと下の表の記入が出来ません。
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● 「受贈者」に関する事項の入力
誰からもらった・所得金額オーバーしていないか・本制度をある期間中に使ったことがあるかを記載します。
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● 「住宅用の家屋の新築又は取得」に関する事項の入力
親族から土地の提供を受けていないか・贈与を受けた金額全額を購入に充てたか・令和3年3月15日までに工事終わってる?取得してる?の確認・居住用だよね?の確認※床面積の入力があります。登記簿を引っ張り出しておきましょう。
↓
● 住宅用の家屋の取得のための金銭の贈与を受けた方
新築の人は問題無く「はい」の回答
↓
● 「あなたの居住」に関する事項
ニホンジンデスカ?もう住んでる?の確認
でこの3ページは入力終了です。
※適応要件で問題の無い人は全て左チェックでOKという親切さ(笑)
4ページ目・・・非課税の適応要件チェック(その2)
1、省エネ住宅かどうか・・・
我が家は赤文字に該当でした。
で、証明が必要なのだけど・・・
上記の書類の内、我が家は引き渡し書類の中に入っている建設住宅性能評価書(建物の通信簿)を使用します。省エネ住宅なのかどうかもこの書類でわかります。(例えば耐震等級が2であれば、上記要件を満たしているのがわかります)
※設計住宅性能評価書(建てる前の設計図の通信簿の方じゃないよ~
2、契約年月日の入力
売買契約書の日付で書きました。
入力すると消費税の%の選択が出てきます。(我が家は10%)
3、所得税の確定申告書の提出について
贈与税を提出する際に一緒に提出する予定なので、日付は合せて提出予定です。
提出先の税務署の選択もあります。※勿論、共に同じ所に送りましょう。
5ページ目・・・非課税の適応を受ける財産の入力
1、贈与者(財産をあげた方)の入力
財産を上げた方・・・みんなに分かりやすく書くって大変だなと思っちゃいました。ということで財産をあげた人の情報の入力です。
・名前(フリガナ+漢字)・住所・生年月日・続柄
2-1、財産を取得した日、金額等を入力(1回目)
財産を贈与により取得した日・・・我が家の場合は銀行に振り込んでもらった日時
財産の所在地・・・あげた方がそのお金をどこにもっていたかを記載します。(○○銀行○○支店) 2回目がある人は2-2に同様に記載します。
住宅取得等資金の金額・・・もらった金額を記載します。
3、住宅取得等資金の非課税の適用を受ける金額
省エネ住宅の場合は限度額が1,500万円までですが、もらった額で記載しましょう。
6ページ目・・・入力終了です。入力結果表を確認して問題無ければ【入力終了(次へ)】を選択しましょう。
7ページ目・・・2ページに戻ってきます。他に申告するものが無ければ、【入力終了(次へ)】を選択しましょう。
8ページ目・・・贈与税額計算結果表示のページです。ページの下部に
と出ていればまずはOK!!かなと・・・そうしたら【入力終了(次へ)】を選択して進みましょう。
9ページ目・・・住所・氏名等の入力
入力項目は
・郵便番号・住所・提出する税務署名・提出日(出すときの手書きOK)・名前(フリガナと漢字)・マイナンバー・職業・電話番号
を記載していきます。
ここでやっと【入力終了(次へ)】が【申告書等終了(次へ)】へ変わります!
お、終わったー!
10ページ目・・・申告書等印刷
このページの帳票表示・印刷を押しましょう。
PDFでダウンロードされますので、印刷してください。印鑑押すのを忘れずに!
郵送にて送る場合、通信日付印が必ず令和3年3月15日以前になるように出しましょう。
A4サイズが入る封筒で送る場合、定形外郵便物(規格内サイズ)になるかと思います。
重さによって貼る切手の額が違うので重さを確認しましょう。
枚数が多くパンフレット位になる人は、300円切手で!(250gまで)これならばかなり余裕があるはず・・・(責任持てないので、ちゃんと確認してくださいね)
添付書類を確認しよう
印刷した書類の中に「提出書類のご案内」があります。※別紙もあるので合せて2枚
この2枚は提出の必要はありません。準備の為の補助資料です。ここに記載されている必要書類を記載していきます。
・本人確認書類(マイナンバーカードの写し)又は(通知カード+免許証の写し)
・贈与を受けた人の戸籍謄本(原本)
※注意 贈与者が受贈者の直系尊属に該当するかの確認の意味合いがあります。つま り「くれた人(自分の両親・祖父母」の名前が記載されているか確認しましょう。
・源泉徴収票(原本)
※これは所得税の方でも確定申告する方は必要ありません。
・工事の請負契約書や売買契約書(写し)
※相手方の確認・契約締結日の確認・契約の金額及び消費税の確認の為です。
・住宅用の家屋に関する登記事項証明書(原本)
※建売などで土地も同時購入の場合、土地等に関する登記事項証明書も必要です。登記簿が送られて来た時にも入っていますが、すまい給付金の申請等で使ってしまった方もいるのではないでしょうか?管轄の法務局かNETから申請で取得しましょう。
・建設住宅性能評価書(写し)
※省エネ住宅に該当するかを確認する為。
まとめ
やっている最中は面倒だ~で、
入力してしまえば、こんなものなのかな~って感じませんか?
私自身も贈与は初めての申請で、後は問題が出ないことを祈るばかりです。
同じ様な方の参考資料の1つとなれれば幸いです。
もっと申請関係簡潔にしてほしい!!と思う今日この頃・・・皆さん頑張りましょう!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
sikatariでした。