sikatari04’s diary

施工図面屋さんの子育てブログ

家を買うならどんな場所?(立地編)

家 芝



今回は、家を買うならどんな場所の第2回目(立地編)となります。

良く言われる良い立地、悪い立地とは何でしょうか?

家探しをしてきた中で、私が感じた周辺の施設3種について考察してみました。

ターゲットとする地域は、駅からの10~15分位離れた、住宅街のイメージです。

では、いってみましょう。

 

 

お隣(お向かい)さんは公園

 まず最初は隣地が公園だった場合です。

先に結論からお伝えすると私はあまり好きではありません。(お好きな方はご容赦下さい)

+要素-要素をあげてみます。

 

 ・開放的であること

やはり隣地が開けているというのは気持ちが良いものです。日当たり的にも風通しを考えても遮蔽物が無いというのは大きなメリットとなります。

このメリットは皆さん第一に思い浮かぶ事ではないでしょうか。

 

・昼の公園はうるさい、夜の公園は少し怖い

まず誰でも入れる空間という時点で、自身でのコントロールのつけようがありません。楽しく遊ぶ子供の声がうるさいと感じる人もいるでしょうし、夜の時間帯にたまり場になっていたりと音関係で気になる部分が多くあります。また、静かな夜にいきなりガサゴソ音がする!隣は公園だ!少し怖く感じてしまいます。

 

・緑が多い

これは良し悪し両側面あります。緑が多いと気持ちが良いですし、景観上も+要素に受け取れます。逆に秋~冬にかけて落ち葉が自宅の庭に落ちてきて掃除の必要性が出てきます。長い年月をかけて軒樋などの溜り、樋詰まりを起こす可能性があります。(私の自宅のすぐそばに大きな木があるのですが、購入後初めての冬を迎え、落ち葉の多さに少し辟易しています)

※屋根の掃除はご自身で行うことは大変危険です。専門業者へ依頼される事をお勧めします。

 

 

似たような環境で学校があげられると思います。

昼間が子供達の声が鳴りやまないのは想像できますが、夜は立ち入り禁止となる為、公園よりも夜の安心感は大きいです。ナイター設備があり、遅くまで部活動をしている、高いネットやフェンスで圧迫感を感じる可能性もあります。

遊具 カエル



お隣(お向かい)さんはお寺

次のあげるのはお寺が隣接している場合です。

これは好みが分かれる所だと思いますが、私の場合は好ましい要素として受け取ります。(実際にお向かいはお寺さんです)

お寺と言っても千差万別です。希望する場所の近くにお寺がある場合、下記のような事を気にしてみてはいかがでしょうか。

 

・お寺の規模

 あまりに大きなお寺さんの隣はお勧めしません。

お寺が大きい→檀家さんが多い→訪れる人が多い→お経などの音、お線香の匂いなどが気になる可能性があります。

お盆の時期などは特に顕著な為、小・中規模である方が良いと思います。

 

・音関連

 上で少し書きましたが、最も気にするべきは鐘楼の有無です。基本的にお寺さんは決まった時間に決まった回数鐘を鳴らします。年末に除夜の鐘が隣で響いているのを想像してください。中々厳しいものがあります。(私の場合は直接お寺さんに有無を伺いました…結果ありませんでした。)

※戦時中の徴収により無くなり、そのまま現在に至っている所などがあります。

※鐘楼があっても近隣との関係上、鳴らしていない所もありますので、聞いてみるのが一番手っ取り早い方法だと思います。

 

・お墓がある

気にするかどうかは皆さんの好みによります。

寺1



 

 

その他、緑が多い点・夜は静か(私有地なので人の立ち入りもありません)この点は学校に似ていますが、学校の上位互換に当たるのではと思っています。

お隣(お向かい)さんは空き地(駐車場)

3つ目は隣地が空き地(駐車場)だった場合です。

この3つ目は一番リスク予想が難しいです。仮に第一種低層住宅専用地域で普通の住宅が建つであろう予測がついても、建った後を想像するのは容易ではありません。空き地である現状と、今後建物が建った際の変化について記載していきます。

 

・その土地の管理のされ方が大きい

これは現状での話ですが、空き地の場合、草木が生えっぱなしの状態だと虫が多く発生したり、管理していたとしても年に2回程度の手入れでは、蚊が多いな~と思ったり動物の糞尿が放置される機会は増えてしまいます。

駐車場の場合もその場所を借りている人のマナーでゴミ・騒音・排気ガス等で嫌な思いをする可能性があります。駐車場の規則があっても(アイドリング禁止や前向き駐車が定められていても)守っていない人は散見されます。

メリットとしては現状は開けていて、日当たりや通気に関しては良い状態であるといえます。

 

・将来建物が建つ可能性

これは住環境がガラッと変わります。

影響が大きい例として、自宅の南側の空き地に家が建つという想定をしてみましょう。北側斜線規制という法律があります。基本的な考えは第一種低層住宅専用地域で隣地境界線上の高さ5m以下、そこから1/1.25勾配以内の高さで建物を建てなさいというものです。※その他様々な規制がありますが割愛します。

で、この規制いっぱいに南側に家を建てられるとどうなるか。

1階部分はほぼ日が当たりません。2階の部屋はどうにか日当たりが確保できるかなというレベルです。「そんなのわかった上で買っています」という人でも、現在は開けている状況からいきなり暗くなった時に何も感じない人はいないと思います。

 

まとめ

3種類の例をあげてみましたが、いかがでしょうか?

3つ目の空き地に関しては現環境から変化のリスクが高いと思いますが、最初の2つはそれぞれのスタイルにより、メリットになるかデメリットになるかが変わって来ると思います。

考え方としては、住む人の1日の生活サイクルを想像して、この部分は家にいないから気にならないなど時間別でメリット・デメリットの取捨選択をしていくと良いと思います。

 

次回も私自身の体験を入れながら、家選びのあれこれを書いていこうと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

それでは、

宜しく、ゴメン

sikatariでした。

 

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